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賞はとったけど…
はじめての打ち合わせ・上京物語
受賞パーティはすごい!
同期の人たち
担当さんてどんなん?
●少年漫画って…

 

少年漫画って…


ねぇねが某少年漫画雑誌で受賞して、そのとき担当さんから教えてもらった



少年漫画の暗黙のルール!



というか少年漫画の常識というか、この雑誌の傾向みたいなものを紹介したいと思います。これからこの少年雑誌で漫画描きたいと思ってるかたも是非参考になすってくださいまし。(あくまで週刊J誌だけの限定の情報として捉えてください)

まず、


@主人公は男であること

少年漫画ですから、あくまで読者対象は小学生〜中学生の男の子なんです。男の子が感情移入できるのはやはり男の主人公。女の子が主人公だと非常に難しいということです。

女主人公で描けるのはよっぽどの漫画か、ベテランの漫画家さんに限る、とそういうことのようです。(過去に女主人公でヒットした作品がないというのもあるようです)


A女性の作家さんは何倍の努力がいる

これはねぇねが一番痛感したことですが、女性が少年漫画を描くのはものすごく大変だということ。昔は「男と女関係なく少年漫画は描ける!」なんて思ってましたが、男の子特有の熱い感情といいますか面白さというのはなかなか難しいもので、少年のこころをつかむには男性作家さんの何倍の努力が必要なんだってわかりました。

でも担当さんは言ってました、
「実は女の人のほうが構図とか見せ方のセンスは高いんです。あとはどれだけ読者の心をつかむキャラクターを生み出すかなんですよ」と。

なので少年漫画を描きたいとおもってる女性のみなさん!あきらめずに頑張りましょう!!


B主人公は必ず人気投票で1位をとる!

思い出してみてください。いままで大ヒットとなった少年漫画。みんな主人公が一番人気があったでしょう?本当に面白い、これぞ少年漫画だ!っていう漫画のバロメーターは実はこの人気投票にあるのです。

ここで主人公ではなく、脇役のキャラが1位をとっちゃったりすると、「実は少年漫画としては二流」と考えられてしまうようです。作者にとっては厳しい結果なんですね。


Cとにかくキャラクターが命!

ねぇねは最初、漫画を作るときまずストーリーだとか世界観だとかまわりから考えてました。でもそうではなくて、なによりも重きを置いて考えなくてはいけないのは「キャラクター」なんです。もちろん主人公を中心に。

主人公をどんなキャラクターにするのか、どこまで掘り下げて考えられるのか、それによって面白い漫画になるのかならないのか全て決まってしまう。ねぇねはそこが一番欠落してしまっていたので「キャラクターから考える」というやり方に慣れるまですごく時間がかかりました。


Dはったりをかます

次にねぇねがつまったのは「話の盛り上げ方」。ものがたりのつかみとか流れはいいんですが、一番ポイントとなる物語のピークがいまいちで不完全燃焼で終わる!といったパターンが多かったんです。

そのとき担当さんに言われたのは「読者はある程度話の先を予想しながら読んでいくので、その予想をどれだけ外せるのか、びっくりするどんでん返しがあるのか、そこがポイントになるんです」つまり、どれだけ読者に対してはったりをかませるのか。「こうきたか〜!」って思わせるのか、それが盛り上げ方のポイントなんだそうです。改めてなるほど!(笑)


E新しいジャンルはもうでない!?

もうでないっていうことよりも、新しいジャンルを探すよりは今あるジャンルをいかに面白い視点で描けるか、ということを考えたほうがいいそうです。少年漫画といえば冒険モノ、格闘、スポーツ、学園モノなどがあります。いってしまえばジャンルはある程度出尽くしてるわけで、全く新しいジャンルを探すのは非常に困難なんだということだそうです。

「少年漫画はもう何十年も前から存在してるんだから」とのこと。でもこれについては最近少年漫画ではありえなかった推理サスペンス風な漫画が登場してましたから、一概には言えないと思います。少年雑誌も新しい形を模索してるということなんでしょうか。



ここであげた少年漫画のルール。実は少年漫画じゃなくても共通するものはたくさんあります(青年漫画や少女漫画でも)
この時教えてもらった少年漫画の教えを胸にねぇねはさらに進化したいと思ってマッス!!




〜少年雑誌の裏話〜




よく、雑誌に載っている作品の順番は人気の順番だ。っていいますよね。

現在はわかりませんがねぇねが受賞した頃は本当のことでした。でもその人気投票のはがきに頼るあまりある事件が…

新連載のゴルフ漫画事件。

ある日から始まった新連載のゴルフ漫画。しかしはがきの人気投票では評価がいまいち…。それを「人気がない」と判断してすぐに打ち切りにしたらその直後、ものすごい非難の手紙が届いたんだとか(笑)

「面白いのになんですぐに打ち切るんだ!」って。

はがきを送らない人たちにはある程度その漫画は良い評価されていたんですね。(だいたいはがきをいつも送る人っていうのは決まってますし、本当の読者対象である小学生とかがわざわざはがき送ってくれるものか、ねぇねも疑問に思ってました)

結局そのゴルフ漫画はその何週間後見事に連載復活をとげました。よかったよかった(^^)

「こんなこともあるから、ほんとはこんな(はがきでの)やり方で人気とか打ち切りとか決めたくないんだけどね〜」とはある編集者さんの言葉。

その後そのやり方が変わったのかはわかりません。
でも一応どの漫画が受けているのか知るのは編集側としては必要なことなのかもしれませんよね〜。描く側にとってはヒヤヒヤもんですけど(^^;

雑誌を作る側にもこれが絶対正しい!っていうことはないこともある。
そんな一面を見た気がします。


※「ねぇねのたどってきた道」いかがでしたか?

もし賞をとったらどんな状況になるのか、ちょこっとは紹介できたと思います。ねぇねの場合は週刊少年漫画というジャンルの話でしたが、他のジャンルのかたの話も是非聞きたいと思ってます!



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