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賞はとったけど…
はじめての打ち合わせ・上京物語
受賞パーティはすごい!
同期の人たち
●担当さんてどんなん?
少年漫画って…

 

担当さんてどんなん?


さて、ねぇねの場合はじめての担当さんは投稿の受賞というかたちでついていただきました。

では他にはどんなパターンで「担当つき」ということになるのでしょうか?


@投稿で気に入ってもらえる

投稿して受賞までいたらなくても最終候補まで残ったり、審査の途中で編集者さんの目にとまれば編集者さんの方から連絡が入り担当についてもらう事ができます。


A持ち込み

原稿を直接出版社に持ち込む場合、前もって打ち合わせの予約を入れなければいけません。ねぇねはまだ持ち込みの経験がないので、どういったきまりで担当者が決まるのかははっきりいえません。

電話で受け付けた人がそのままつくのか、その日の予定で時間のある人がつくのか、もしかしたらある程度の回数をこなさないと決まった人にはついてもらえないのかもしれません。↓
これについては、持ち込みの時にその人に気に入ってもらえれば一応固定の担当ということになるようです。あまり反応がよくなければ次の持ち込みは違う人にお願いしたほうがいいかも。


Bアシスタント

漫画家のアシスタントをしていてデビューする場合もあります。ねぇねの同期の人たちもアシスタントされてる方はけっこういました。でもその場合、先に担当さんがついていて、その担当さんの紹介でアシスタントになってる場合がほとんどでした。

アシスタント募集から担当さんがつく経緯はあるんでしょうか?この辺も実際にされてる方からお話ききたいですね。


ねぇねはあくまで投稿からのお話しか経験がないもので、情報としては不確かなことが多いです。他にもいろんなパターンがあると思いますので、実際経験されている方ねぇねに教えてください!



話は戻りまして、

ねぇねのはじめての担当さん。実はかなりお世話になりました。この方がいなければきっとねぇねは受賞どころか審査もされてなかったことでしょう!なぜならばはじめての投稿でねぇねはなんと、






原稿を2ページ入れ忘れる!!





というほんっとうに致命的なミスをおかしてしまったんです!!

気付いたのは投稿の締め切り日の夕方、原稿の入った封筒を郵便局に出して帰ったきた時。もちろんすぐにその2枚を持ってもう一度郵便局に行きましたが、さっきのは5時ギリギリに出していたのですでに封筒は中央郵便局のほうに送られた後…。

急いでその中央郵便局に原稿をとどめて欲しいと電話したのですが、「郵便物が多いので無理です」なんてことを言われ愕然。

泣きそうになるのをこらえて。とにかく、締切日の消印有効の受付だったのでさっきのは審査してもらえるだろう、この入れ忘れた2枚は明日速達で送ってなんとか元のと合わせてもらおう。そう考え直すしかありませんでした。

ただでさえ初めての投稿で胸が押しつぶされそうだったのに、こんな致命的なミスをするなんて!

もうねぇねのこころはズタズタ、さらにその旨を一応出版社に伝えておこうと編集部にめちゃくちゃ緊張しながら電話したら、
「あーあの賞はねぇ、応募数多いから合わせることは難しいと思うよ」なんてことを言われ、もう、ねぇねのこころは



ズドォーーーーンッ↓



と絶望の淵へまっ逆さま。

電話をきったあと、さすがにぽろぽろぽろぽろ涙がでてきて、
なんで入れ忘れなんてしてしまったのか、今までの原稿への熱意は無駄になってしまったのか、そんなことばかり頭を駆け巡って、とにかく悔しくて悔しくて泣き続けました。

そんなねぇねの姿をみて、親もいろいろ励ましてくれたような気がします。泣いてるねぇねにやきそばを作ってくれて、それを泣きながら(本当に絵にできるくらいの泣きっぷりで)食べた覚えがあります。

いま思えばかなりひどい顔してたなー(^^;

でもそれくらい漫画にかける思いは本気だった。(もちろん今もですが)
昔のねぇねはめったなことでは泣かない子でした。冷めてるというか、怒られて泣くことはあっても感動して泣くことなんて絶対なかった。だから、悔しくて泣いたのもこの時が生まれてはじめてでした。


だからその日から約2ヶ月間、ねぇねに希望というものは一切なくて、いかにしてこの投稿失敗という事実から立ち直るか、そんなことをずっと考え続けた日々でした。つらいけど、受け止めなくちゃって。

そんな時、一番励みになったのは同じ10代の人の活躍です。

TVで頑張ってる姿をたくさん見て(当時は宇多田ヒカルだとかDragonAshだとか若い人が次々と現れた年だったんです)ねぇねの大好きな「情熱大陸」という番組でも10代の人たちが紹介されて、それをみて



落ち込んでる場合じゃない!もっと頑張らんないと!!



って、なんとか前向きに考えられるようになっていったんです。

そんな踏ん切りのついた頃、あの担当さんからの電話が鳴ったんです。そりゃ手もふるえるし頭の中は「なんでなんでなんで!!???」「2ページ足りなかったのに!!」そんな疑問符があふれかえりました。


「あのー私、2ページ入れ忘れてあとから速達でその2枚送ったんですけど…」
「あーあれね、先にその2ページ入った封筒が届いてて中見たら思いっきり途中の原稿が入ってたから、おかしいな〜と思って別に置いといたんだ。すぐそのあと別の編集者さんがもとの原稿入った封筒探してきてくれて、合わせることができたわけ。よかったね〜」
「ママっマジですか!?」
「マジですよ、絵もちょっと気になってたし、すぐ見つかってよかったよ」

んもーーーう!担当さんグッジョブ!!
なんてことは当時言えませんよ(笑)。でも本当、この人は神様だと思いました(ToT)救いの神様担当様!!

そのあとの受賞式の日に、そのもとの原稿が入った封筒を見つけてくれた編集者さんに言われました。
「○○さんに気にとめてもらえるのは結構すごいことなんだよー。これから気合入れて頑張らないとねー」

な、なんてこと!!ねぇねはもう、「この担当さんに一生ついて行きます!」という気持ちでいっぱいになりました。同じ編集者の中でも信頼されている人に担当してもらえるなんて!!

いま思い出してもねぇねはなんて幸運だったんだろうって思います。








しかし…



受賞した後、何回か自分の漫画をみてもらいましたが、はっきりいって結構厳しかったです。当時は担当さんから言われたセリフがグサグサこころに刺さってしまって、うまいこと受け止めることができなかった。(今思えばかなり的確なアドバイスだったんですけどね。)

でもそれをちゃんと反映できるほど、当時のねぇねは人間的に強くもなく、経験も浅いお子さまでした。ちょうど一人暮らしをはじめた時期でもあり、環境も大きく変化して、その変化をまずおもいっきり楽しみたいと思うようになっていたんです。。

担当さんもそれはすすめてくれました。面白い漫画を描くにはいろんな経験をしていろんな友達を見つけたほうがいいんだ、と。


だからまずねぇねは自分の生活を優先したんです。漫画と同じくらい大切なものが出来そうだったから。

受賞して、担当さんにも恵まれたのに、そのときのねぇねにはその環境に対する準備がなにも出来ていなかった。心構えも、経験も。

昔は、投稿して賞もらってデビューさえできればそのままとんとん拍子に漫画家への道が開けるんだと疑いもしなかった。でも実際は違った。

自分の漫画に対する批評をちゃんと受け止めてさらに前へ進める強さがないと、賞をとっても担当がついても漫画家になる道は開けないんです。そして「わたしの描きたいものはこれなんです!」って胸張って戦える作品もなかった。これは、もしかしたら誰しもはじめからあるわけではないものなのかもしれません。

迷って決まってまた迷って…。そんな風に作品を描き続けているうちに見つかるものなのかもしれない。少なくともねぇねはそうです。

そんなこともあって、担当さんとあまり連絡しなかった状態がつづいて(もったいない!)何年か後、担当さんはもともと配属していた少女漫画雑誌のほうにまた戻ることが決まり、ねぇねの担当さんは違う人へと変わってしまいました。

そしてこの新しい担当さんなんですが…




全然合わなかった!!(笑)



何回か連絡してネーム送ったんですがその後何も連絡がなく、連絡しますと言っておいてまた連絡がなく、送る前に「送るので見てください」っていう電話をいれているのに全然連絡がなく、もう対応は最悪。

前の担当さんがよかったから余計に感じてしまうのかもしれませんが。

でも、ここで止まっていても何も始まりません!

ねぇねは最悪の状況こそ、なにか新たなチャンスをつかむ時だ!とこの頃悟りを開いたところだったので(笑)この全く担当に相手にしてもらえない状況は何か他のチャンスにならないだろうかと、そう考えたんです。

自分の一番描きたいキャラクターは一体どんなのだろう?と。ジャンルにこだわらず、自分らしいキャラクターはどうやって生まれるのだろう、と。

「ん〜やっぱり主人公は女の子がいい!!」
それがこの時ねぇねの出した結論。


で、雑誌を変えることにやっと踏ん切りがついたわけです。
なんで主人公を女の子にするだけなのに雑誌を変える必要があるのかといいますと、
少年漫画で女の主人公というのはそれだけでググッとハードルが上がってしまうもの
だからです。

それは私も少年漫画の編集さんから言われて初めて知った
「少年漫画の暗黙のルール」でした。

ではねぇねがこの某週刊少年漫画で学んだ裏ネタをここでばばん!と紹介しちゃいます!!



少年漫画って…へ