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持ち込み体験談(青年雑誌A編)

(10/19更新)

@青年雑誌A(2005/10/18、午後1時10分〜)

大手出版社Kのエレベーターで1X階のA編集部に到着。と思ったら他の漫画雑誌の部署もいくつかあり、ちょっと迷いながら奥へ。


途中その辺にいたどこぞの編集部の方に「Aの編集部はどちらですか?」なんて聞きつつ(笑)そのフロアの奥の方へ。

お、なんだかそれらしい雑誌のパネルやポスターがある所にきたぞ。しかしほんっとーに編集部の中って汚い(´v`;)雑然としてるというか・・・。その辺に原稿が入った封筒とか今までの雑誌とかかがてんこ盛りになっております。

その間を抜けつつ、誰かいないかと探していたら、一人だけいらっしゃしました。もしかして校了した後だったのかな?他には誰もいませんでした。


「あの〜持ち込みに来た○○といいますが・・・」と声をかけると
「あ、はいはい、あーちょっと、一瞬だけ待ってください」なんて言われ勧められたソファに座りました。すると目の前のテーブルにまだ発売前の月刊Aの今月号が・・・

「ここに堂々と置いてあるんだから見ていいんだよね?」
なんて都合よく考え(笑)手にとってパラパラ見ていると「じゃ、いきましょうか」とさっきの人がねぇねの投稿原稿片手に戻ってきました。
うぐ・・・もうちょっと見たかったのに・・・。


このソファで見てもらえるのかと思ったら、やっぱり打ち合わせ専用のフロアに移動となりました。何階かは書けませんがものすごく広々としたスペースでした。どうやら喫煙・禁煙で分かれているらしい図書館のような部屋と、吹き抜けがあるカフェのような場所があるようです。

A編集の方はカフェのようになってるちょっとオサレ〜な場所の奥の方にどんどんどんどん進んでいきます。本当にどんどん進んでいくので付いていくのが大変でした(−−;)編集さん・・・早いっす・・・。と心の中でぼやきつつ、なんとか付いていって
ええ感じのオサレなテーブルに到着しました。今回は風邪ひいてたんできつかった・・・。

A編集の○○さん(以下Hさん←実際はHじゃありません)はパッと見、「ちゃんとしたもん食べてるのか?」と思わせるほどの色白っぷりの男の人(30くらい?)で、その上声も小さいモンですから「元気の無いひとだなあ〜」という印象でした。一言でいうとテンションが低い。

こういう人見るとあれですね、関西人のサガなんでしょうか、「この人を笑わせてやりたい」というわけのわからん使命感に駆られるんですよね(笑)
テンションの低さが「持ち込みの仕事だりぃ〜な〜」っていう気持ちの表れなのか、もしくはこの人の性格がそもそもこんな感じなのか、見極めたくなってくるんです。

以下、そんなことを考えながら打ち合わせしてる模様です(笑)


椅子に座り、いよいよ批評が聞ける!
と思い、気合十分に今回描いたネームを取り出していると・・・
「それ、なんですか?」とHさんが聞いてきました。
「はい?いや、えーっと今回見てもらおうと思って描いてきたネームですけど・・・」
「あー、・・・・・・あのですねえ、基本的に、










ネームは見れないことになってるんですよ」







・・・・・・・・・・・・


「・・・・・・・・・・・・・・はい?」





・・・・いま、なんと・・・・








「いや、ですから、ネームの方の批評は担当が付かない限りしないことになってるんです。持ち込みで批評できるのは完成原稿のみなんです」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・




そんなこと、













聞いてねぇよー!!!!煤i゜□゜川)









ガーン、ガーン、ガーン・・・・・・_| ̄|O





「マジですか!!??」


「はい・・・」



うう・・・、

「・・・・・わかりました!はい!では投稿原稿の方をお願いします!」
ちくしょーなんだよ〜!そんな制限ありかよ〜(TOT)と心の中ではかなり嘆きつつ、いきなり出鼻を挫かれましたが、なんとか切り替えて打ち合わせスタートです。



といっても、まあ原稿が半年前に描いていたものだったんで、原稿みるなり「あ、懐かしいですね、なんか」と口走ってしましました。ちょっとウケてくれるかなと思ったんですが冷笑されました(´v`;)あらやだ。


で、投稿原稿についての批評は、
画力→・アングルが変わると同じキャラが別の人に見える。
      ・背景や小道具が記号的(ようはそのまんま)もっとこだわって
       描いて欲しい。
ストーリー→・しょっぱなから説明が多すぎる(青年誌ならOKかなと思った
           んですがやっぱりダメみたい)P数は増えてもいいから絵で説明を
          ・タイトルをいれる扉絵は欲しい(今回タイトルのみだったんです)
          ・読みきりは3Pまでには何の漫画かわかるくらいにする。
          ・キーマンの自己紹介が遅い(読みきりはひっぱらなくていい)
          ・この話で何が言いたいのか完結させる。
          ・その後に話は続く・・・という終わり方よりあっさり終わってしまった
           方がいい。今回の話である程度満腹感があるのでそれ以上の
           含みはいらないということ。


と、こんな感じでした。漫画描きさんの参考になりそうな情報をピックアップして書いてます♪

なんか・・・ひとつくらい褒めて欲しいな・・・と思って「話のテンポとかってどうなんですかね」と聞いてみた(^^;)「んー、前半はまったり感がありますけど後半はアクションが入っていい(テンポな)んじゃないですか」

はい、いただきました、褒め言葉(笑)

これないとね・・・・ほんと、やってけないんすよ・・・ムリヤリでもいいから(´v`;)

相変わらず声が小さくて聞き取りにくかったんですが、それでも45分ほど、みっちり話してくれました。少年誌では耳にタコが出来るくらい言われた「キャラクターをもっと前に!」みたいなことは言われませんでした。これが青年誌の特徴なのかな。

青年誌は少年誌のようないろんなルールもなく、ジャンルも自由な代わりに、相当の「個性」がないといけないということでしょうか。それは絵でもそうだし、話もそう。かつ、漫画の基本的なところ(説明は少なく絵で表現するなど)はちゃんと押さえておく。

というか、こんなふうに分析もしない方がいいのかもしれない。自分の感性を全開にして描く漫画をここは求めているのか。

そんな風に感じました。

理論的な話を描くなら、その理論にとことんこだわって描け!それくらいの作品の強さが必要なんだと思います。とにかく濃いんだ(色んな意味で)

そう思って見てみると、確かにねぇねの作品はまだまだ薄い。
絵もなんだかペラ〜っとしているし、話もあっさりぎみ。

なるほどな〜、なんかこう、自分の中の濃い〜ところをもっともっと描かなくちゃ面白くないんだな。確かに。

お、この漫画かっこいいな
あ、なんかぐっと来るな

そういうセールスポイントをもっとはっきり描けるようにならないといけないんだー。
批評を聞きながらそんなことを感じました。


批評がだいたい終わって、
「他になにか質問ありますか?」とHさんに聞かれたので

女の子が主人公でもいいんですか?」と今までで一番聞きたかったことを聞いてみた。

「別にいいですよ。その辺は自由ですから」

おお〜やったー!話のテーマについても特に制限はないようでした。

サイトのことも聞きました。持ち込みの様子をアップすることについては渋〜い顔されました(笑)それが全てを物語ってますよね。ははは。


あと最後に、今後の流れについて(まあ、この人が担当になってくれないことは明白だったので)持ち込みと投稿、どちらがいいのか聞くと

「ボクは個人的には投稿をオススメしますよ」
と言われました。理由は投稿の方が色んな編集者の目に留まる確率が高いから、ということでした。そりゃそうだ。

どうやらここは、持ち込みから担当付きになるよりも投稿から担当付きになる確率が高いようです。よくわかりました。だから賞の開催が多いのか・・・。


そんなとこで打ち合わせ終了でした。
エレベーターまで送ってもらってる間「こ、ほんとに広いですね〜S社よりも断然」「あれ?S社も大きくないですか?」「ここまで広々とはしてなかったですよ」なんて世間話をしてなんとかHさんの和んだ笑顔を見たいと頑張ったんですが、



Hさん、最後まで冷笑でした・・・_| ̄|O


結論、「Hさんは性格上テンションが低い」



妙な挫折感でした(笑)笑顔の少ない打ち合わせはつらいです・・。次はもうちょっと元気な人がいいな・・・。

そう思ってまた受付へ戻りました。


次は今年創刊したばかりの少年Sです!






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