|
思わぬ発見
新しいネームを考えようとしてた日。
ふと、昔のネームが読みたくなって受賞してから担当さんに見てもらったいくつかのネームを出してみた。
手もとになかったり、明らかにしょぼかったのは外して、全部で5つ。
あと受賞した作品も出してきた。
新しいネームから読み返す。
一年前のもの、二年前のもの、描いてた時の思い出が少しずつ蘇る。
没になった作品というのは、まあ、一言で言えば担当さんに
「これじゃダメだ」
って烙印を押されてしまったものだと、そう思ってた。
「おもしろくない」って
「全然ダメ」だって
だから当時は作品の全部をみーんな否定された・・・って、
そう思ってたんです。
だから、今までじっくりと読み返したことは無かった気がする。
でもそうではなくて。
ネームを読み返して、当時担当さんに言われたポイントが次々と蘇ってきた。
「主人公がなにを目指して生きているのかちゃんんと完結させる」
「主人公が爽やかすぎなのでもうちょっと泥臭いところを」
「オープニングがなかなか壮大でいい感じなのにあとの展開が小さくまとまりすぎ」
言われた事は、何もかも具体的で
今回読み返してみて見事に「う〜その通りやんか・・・」って思ったけど。
でもさ、正直、読み終わって思ったことは
「ちゃんと、漫画になってるやん!」
ってこと。没になったから、自分の描いた漫画は漫画になってなかったのかな
なんて思ってた。
だからちょっと感動した(^^;
でね、
一番最後に一番古い没ネームを読んだんですが。
受賞した同じ年に描いた、二回目の持ち込みネーム。ねぇねは、なんとその作品で
あと一歩で泣かされよった!
んですよ!いやもうマジで( ̄□ ̄;)≫
その作品は他のネームとは内容が違って、現代物で男子高校生の子がいまのこの時代にいろいろ迷いながらでも人と出会って少しずつ成長していく、というものでした。
アクションとかファンタジーとかが主だったねぇねの作品の中では異色の内容だったんですね。
でも、描いてた当時のねぇねの気持ちとか、状況とか、社会に思ってたこととか、そういうこと全部がその漫画に込められていたから
読んでいくうちにブワー!って蘇ってきちゃって。最後のほうで不覚にもジーンって目頭が熱くなってしまったんです。
いやー、自分の作品に感動するなんてお恥ずかしい・・・
いやでも、かなり嬉しい(^^)です。なはは。
もちろん少年漫画にはそぐわない内容だろうな、とは思います。
でも当時担当さんは技術的なこと「漫画としては主人公の相手役のキャラと衝突があったほうが盛り上がる」とか修正点をいろいろ教えてくれましたが、
最後に
「でも、正直こういうジャンルはいまのJにはないから、こういうのを掘り下げていってもいいんだよね」
って言ったんです。ほんと、さっき読み返して思い出したセリフなんですけど(笑)
今考えれば唯一コレ、担当さんから「前向きにこれから考えていってもいいよ」ってなニュアンスで言われた作品なんじゃないの!?ええ!!??
な、
な、
な、
なにやってんだ昔の私Σ( ̄□ ̄;)
没にショック受けてる場合じゃないでしょ!!??
それでいいんだからもうちょっと粘りなさいよー!!あほー!!
ハアハア・・・
まったく、まさか昔の没ネームでこんな事に気付かされるなんて・・・。
でも、他の作品にだって「お、この辺はいい感じやん」とか「確かに全部の作品に共通した欠陥があるな・・・」とか自分の漫画を客観的に知ることができたんですね。
ネーム読み返しての今回の思わぬ発見、でした(^^)
そして、いまからの作品に対する批評に対しても
「すべてを否定されているわけじゃない」
っていうのが心の中にあるから、きっと今までより自信もっていける。
と思う(笑)
とりあえず、他人に自分の漫画を読んでもらうことにまず慣れなくちゃな〜(今までのネームほとんど誰にも見せたことがないの、実は☆)
ということで、昔のネームも今のやつも持ち込み前に色んな人に見てもらうことにしました(あ〜〜そうは言ってもやっぱ恥ずかしい〜んだ〜)
いやでも、頑張る・・・うぐぐ(´д`;)
ほんと、今年(2005)は今までにないくらい新しい挑戦しまくってますよねぇね。
んもう、自分で自分を褒めてあげたいくらい(誰も褒めてくれないから・笑)
次のコーナーにつなげてやるーこのネタ☆
→透明性を持つことへ
→トップへ
|