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漫画ってどうやって描くの?
まずはプロット
大嫌いなネーム
ウキウキする下書き
たまら〜んペン入れ
●楽になったベタぬり
ねぇねは大好き集中線
実は誰でもできちゃうトーン貼り
仕上げの頃には…

 

楽になったベタぬり


昔はねぇ、本格的な極細の毛筆(しかも700円もする)を買ってきて、墨汁をつけてキャラクターの髪の毛をこれまた極細の線描いてつやベタにして、ほんで乾くのに小一時間…って、



面倒くさいにも程があるわい!!!



ってなことをしてたわけです。でもこんなことしてたらいつまでたっても漫画なんてできまへん!昔は「漫画の描き方」なんて本を鵜呑みにしてなんとも無駄な作業をしてたもんです。ねぇねは純情だったんです。(だった!?)

もちろんめちゃんこ本格的な仕上がりにはなるやり方です。仕上がった生原稿のこの美しいこと!!!でもね、



印刷したらどれも同じ。



だと思いませんか?
漫画は生原稿の美しさを競ってるわけじゃないでしょう?漫画は漫画の面白さを伝えるものでしょう?印刷されてなんぼなわけですよ。

それでも生原稿をきれいに仕上げることは大切といわれたら、それも一理あるかもしれません。が!ベタを筆ペンやその他のペンで描いたって原稿はちゃんときれいに仕上がります!


というわけで、なんだか熱くなってしまいましたが(^^;これは半分自分に言い聞かせたものでもあります。ねぇねはずっと、インクを使わずに筆ペンなどでベタぬりすることにちょっと抵抗があったんです。

というか、ベタぬりしてムラがでるのが許せなかった!どっからどう見ても「真っ黒!」っていう状態じゃないとイヤだったんです。筆ペンはどうしてもムラがでてしまうんですね。だから、

「筆ペンは邪道だ!!」

なんてことを思ってました。なので結構長い間本格的な毛筆にインクつけて…というやり方に固執してた気がします。

それなのに、今やこのページの冒頭のような発言…(^^;
ええ、ねぇねは断言します。



筆ペンでなにが悪い!!



えっへん。

「言うてること180度違うやん!」ってなつっこみはおいといて(笑)
人間ね、臨機応変ってのが一番なのよ…。(ねぇねったら大人になったわ〜…)

でもそんな考え方になれたのはきっと、筆ペンを使いながらものすごいきれいなベタを披露してくれた友人がいたこと(笑)と、漫画用具売り場にベタ用のペンがたくさん売られるようになったからだと思います。

ねぇねはこのコミック用に発売されてる「MAXON COMIC REN」のベタぬり用とツイン筆タイプを大愛用してます!!作ってくれたホルベインに感謝!!

キャラクターの髪の毛につかう筆ペンは今のところ「パイロットの筆ペン(毛筆)」が気に入ってますが、これがまたその辺に売ってないんですね。でもいろんな筆ペンを試したけど、細い線が描けてすぐかすれなくて長持ちする筆ペンってなかなかないんですよね。

宛名用だったりするから当たり前なんですが、是非ともコミック用でものすごい描きやすい筆ペンを作って欲しいです!(ホルベインさんお願い!笑)

このようなペンタイプのものの利点はとにかく「乾きが早い」こと。
時間勝負の漫画作業にとってこれほど重要なことはありません。すこしムラになっても印刷されればちゃんときれいに「真っ黒」になりますし。

これからもねぇねはこのペンタイプベタでいくと思います。


さて、実際の作業の話ですが。ねぇねは結構ベタを使います。

白い原稿はあんまり好きじゃないので画面のバランスを考えながら背景を黒くしたり、キャラクターの服を黒くしたりしてます。トーンは基本的に人物には貼らないのでなるべくベタの段階でコントラストがつくように心がけてます。

なにより、ベタが多いほうが「描いた!」って感じになるんですよね(^^

だからといってねぇねの漫画は「黒っぽい」わけじゃないですよ(笑)暗いイメージの漫画ではないので。あくまでバランスよく、ということです。

キャラクターの髪の毛はほんのりつやっぽいかな〜程度のつやベタです。昔はCLANPさんのベタに感動しまくってその影響でキラッキラのつやベタ(インク付けて筆でぬってたから本当にテカテカでした)でしたが今は落ち着いて、さらさら〜っと塗る程度になりました。

これも塗っていくうちに自分らしいベタ、というのがわかってくるものだと思います。


あ、ちなみにベタ作業の前に消しゴムかけをします。(実はこれがかなり重労働)ねぇねはこの前よく消えるという消しゴムを教えてもらいました。

「AIR−IN」という普通の消しゴムなんですが、美術専門学校に言ってた友人のオススメで買ったら、これがまた良く消えること!!今までMONO使ってたんですがそれよりかなり優秀な消しゴムです!

ねぇねはねり消しとかは使わないので今のところこれがかなりお気に入りです。消しゴムはカスがあまりでない、とかいうよりも良く消えることが重要だと思います(漫画は特に。)

ちょっと大きめの文房具屋さんに行けばあると思いますが(ねぇねは漫画用具店で買ったのでなんとも…ちゃんとリサーチしときますね。)

でもほんと消しゴムかけはしんどい…それ専用のアシスタントさんがいてもいいくらい(^^;



〜はじめての漫画講座Cベタぬり編〜

さあさあ!ペン入れはできましたか!?

原稿の表面を良く見てインクが乾いていたら、まず下書きの線を消しゴムできれいに消しましょう!でも力を入れすぎてこすると原稿がやぶれたりグニャっと折れてしまうので気をつけて!

ベタをしてから消しゴムかけもできるんですが、使ったインクによってはベタ部分が薄くなってしまうこともあるのでベタ前にすることをオススメします。

さて、消しゴムかけが終わったら、どうですか?ペン入れした自分の原稿。そりゃ線が思ったよりきれいじゃないとか、いがんでるーとか反省するところはたくさんあると思います。

でも、その絵があなたの漫画の絵です。もし、掲載ということになれば、その絵が印刷されて出てくるわけです。ちょっとドキドキしちゃいませんか?(^^;

それではその原稿をよりかっちょよくするために「ベタぬり」をしましょう。ベタとは人物の髪の毛や服や背景などの黒い部分をふでやペンなどでぬっていく作業です。

ベタには「真ベタ」と「つやベタ」があります。

「真ベタ」とは真っ黒にその箇所を「塗りつぶす」ことで、背景や回想シーンなんかで枠外を塗りつぶすときなどはこの「真ベタ」にします。人物の髪の毛も「真ベタ」にしてる人もいます。

「つやベタ」は人物の髪の毛や服など動きのあるものに光が反射してるように見せる塗り方です。つやの出し方は人それぞれの好みですし、はじめからうまくぬれるものではないのでこれは練習あるのみ。

もし手本にしたい漫画家さんがいたら、その人のつやベタを真似るようにやってみましょう。え?そんなにきれいにできないって?

当たり前です(笑)

でも考えてみてください。漫画家さんのほとんどはベタ作業はアシスタントさんがやっていることが多いんですよ。アシスタントさんだってはじめはうまくなんてできないと思います。でも何回も何回も練習したからあんなにきれいなつやベタが出来るようになったんです。

もちろん人には得手不得手というものがあります。
どうしても納得いくつやベタが出来なければ真ベタにするという手もありますし、案外年月がすぎて久々に挑戦してみるとつやベタが出来ちゃった!っていうこともあります。(ねぇね体験談)

なので「自分はだめだ〜うまくできないよ〜」って思っても時間を置いてからまた挑戦してみてください!ペン入れは連続して描いた数だけ慣れていくものですが、ベタは意外と年を経て描ける幅が広がるものかもしれないです。

でも基本は「くり返しやってみる」こと。

ベタ作業は慣れれば結構早くできてしまうもの。漫画制作の課程で時間短縮ができるのはこのベタ作業なのです。ねぇねは平均的に30分くらいかかりますが、ページによっては10分で出来てしまうこともあります。

特に注意する点はないですが、髪の毛の先やコマの角などペンではうまく塗れない箇所は、さきに細い0.3oくらいのペンである程度塗ってからベタをすると楽に出来ますよ。


もし自分が手塚先生だったら、もうここで漫画は完成したも同然です(笑)トーンや集中線をかかない主義の人はこのベタとあと効果線を手書きでいれておしまい。

一番シンプルな描き方だと漫画作業はこれだけなんですねー。(ちょっと感動…)

漫画というのがいかに奥深いのかわかりますよね。これだけシンプルでも面白いものは面白いんですから!きれいなだけで面白くない漫画はたくさんありますもん(^^;

ここでほとんど完成なんだ!という意気込みで是非トライしてください☆






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