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たまら〜んペン入れ
さて、下書きができたらペン入れですね。ペン入れ…
にまぁ〜(^д^)
おっと!ごめんなさいよ。ねぇねはこのペン入れに最近はまっているというか…、カリカリと描いてくあの描き心地に「たまら〜ん!」ってなるんですね。いや、ほんとに。
ペン入れというのは好き嫌いがはっきり分かれる作業だと思います。ペン先にインクをわざわざ付けながらカリカリカリカリ…力入れすぎると紙を「ゴリっ」と削ってしまったり、変な角度からペン先を滑らすと「シャーッ!」ってなんとも言えない嫌な音がしたり、慣れるまでは
もうイヤ!ヽ(`O´)/
なんておかまちゃんみたいに叫びたくなる事もしばしば。(笑)
でも最近ねぇねは、「ペン入れは余計な力を入れずに描くと案外さらさら〜っとできてしまうものなんだ!」と気付いたのです。
少年漫画のときは「なるべく太めに勢いつけて…」と意識しながら描いてたのですが、何回も何回も重ねて描くのですごく腕が疲れてたんですね。それもペン先に慣れる、という意味では大切な経験だったと思いますが。
とにかく自分に合った描きかたを模索して「自然に」描ける力加減を発見していったんです。それからはペン入れという作業が好きになって、原稿が出来上がってくる過程に「たまら〜ん」と感じるようになっていきました☆
ところでペン入れってなぜペン先なんていう特殊なものを使うんでしょう?ペン先にインク付けてかくなんて明治時代の手紙みたいじゃないですか?(笑)
作家さんによってはペン先を使わずに筆や細いペンを使ってる人もいるらしいですけど。なにかペン先を使うべき理由でもあるんでしょうか。
ねぇねがひとつあげるとすれば、それはやはり「描き心地」でしょうか。普通の細いペンでは表すことが出きない線が描けるというか。ふつうのペン(それが0.1とかそれ以上に細いペンでも)はどうしても描きはじめの場所やはねたところにインクの「たまり」が出来てしまう。
ペン先で描くとそうはなりません。
それがねぇねがペン先を使う理由です。
さて、そのペン先ですが種類はかなり多いです。ここではねぇねが使ったことのあるペン先を紹介します。
●Gペン・・・少年漫画では欠かせない太い線も細い線も描けるポピュラーなペン先。
●スクールペン・・・Gペンよりも細い線が長く描けるねぇね最近の愛用ペン先。
●丸ペン・・・服のしわや背景にも使える極細線が描けるペン先。(専用ペン軸が必要)
●カブラペン・・・ペン質が硬いので長持ち。少し独特な描き心地。
これだけかな…。ほかにもたくさんペン先の種類はあるのですが残念ながらまだ試したことはないです。バラで売っていたり袋売りされたりしてます。ペン先は意外と消耗がはげしいのである程度まとめて買ってます。
ねぇねは丸ペンが苦手なのですがそれ以外の3種類はあまりこだわりなく使っています。いまはスクールペンがしっくりきてますが、それのストックがないときはGペンも使ったり。カブラは力を入れなくても線が引けるのでちょっと面白い感じですよ。
人物と背景をペン先を分けて描いている人もいますが、ねぇねは人物も背景も一気に描いてしまうので分けてません。
ペン軸はなんのクッションもないかたいものが多いですよね(この種類を是非業者の人に増やしてもらいたい!)もう何十年も前からペン軸だけは何もかわってない!(ぷりぷり)ずっと使っているとペンダコができて痛くてしょうがないので、ねぇねはペン用クッション材をダイソーの文具売り場で買ってくっつけました。
このクッション材は持つところの太さによって大きさが3種類に分けられているのでどんなペンにも合ってすばらしいです!ペンダコも出来にくくなったし12本分入ってるので(これで100円!)かなり重宝しております。
いつも痛い思いしてる方は是非!
ところで最近は漫画用のインク(コミックインク)が発売されてすごく描きやすくなりましたよね〜。墨汁や製図用インクはなかなか乾くのが遅くて、その後の作業が何時間後とかになってましたから。でも漫画用インクは乾きも早いし量も少なめで劣化する前に使い切れるし、値段もかなり安い!言うことなしです!
※効果音
ペン入れの時に効果音(「ガッ」とか「ゴオオオオ!」とか)も描いちゃいます。ペンは0.1と0.3と0.8のピグマの水性(耐水性)ペンを使いわけてます。筆ペンを使う場合もありますが。
よく「ガン!」が「ガソ!」に、「ガツ!」が「ガシ!」に見えたりしてへこみます。(笑)「ンとソ」「ツとシ」は描き分けがなかなか難しいんです!
ペン入れは漫画が出来ていく第一歩目。
ペン入れが終わるといよいよ漫画が形になってきたなあ〜という感じ(^^)そのちょっとした達成感もあってねぇねはペン入れが「たまら〜ん」のかもしれません。
〜はじめての漫画講座Bペン入れ編〜
気合が入った下書きが出来たでしょうか?
それではペン入れに入りますよ!ペン入れは上に書いたようにペン先とそれを差し込むペン軸が必要です。ペン先ははじめどれが自分に合うのかわからないので3種類くらいバラでもいいので買って実際に試してみましょう。
いろんなの試したけど全部描きにくい!ていう人は、とりあえずGペンを使いましょう。ペン先はインクの付け方や角度によって描きにくかったり描きやすかったりします。
コツをつかむにはやはり数をこなすことです。
Gペンは他のものと比べてやわらかめです。力の入れ具合ですぐ太くなったり細くなったりするので練習するにはもってこいなのです。
どんなペンが自分に合うのか、楽しんで描けるのか。正解なんてありません。いろんなペンを試していってください。
「とりあえず今はこれかな〜」っていうペン先が決まったら、いよいよ本番です。
あ〜ドキドキする〜(笑)
と思います。でもここは覚悟を決めて「エイヤ!」と思いっきり描きましょう!
失敗もすると思います。「顔の輪郭がおかしくなった!」とか「ブルブル線が揺れる!」とか。はじめはそんなものです。
よく「下書きのほうが上手く描けるのに」っていいます。が、それはペン入れした後の絵が想像できていない証拠。神経質にペンを扱っている証拠です。
ペンに慣れればそんなことはなくなります。ちゃんと克服できるのであきらめないでネ☆
ねぇねだって実は何年もかかって「これかな!」っていう描き方にたどり着いたんですよ。でもこれもまだ発展中かもしれない。
やっぱり正解なんてないんです。
さて、ペン入れは右利きの人の場合はページの左上のコマから描いていきます。右上から描いてしまうと次のコマを描くときに手でインクをすってしまうので。(漫画の進行とは違うのでちょっと描きにくいかもしれませんが)左利きの人は右上のコマからですね。
手に汗をかいてしまうと紙に油分がついてインクがのらなくなってしまうので、ティッシュや紙を折って利き腕の手の下に敷いておくといいですよ。あとはこまめに手を洗うこと。
ペン入れを中断するときはインクのついたペン先を水でさっと濡らしてティッシュできれいに拭いておきます。水を使わずにティッシュで拭いた場合、インクが完全に落ちきれずにすぐにペン先が錆び付いてしまうんです。
前もって小さなビン(ねぇねはジャム用のを使ってます)に2〜3cm水を入れて、漫画用インクの隣に置いておくと便利ですよ。
ペン入れが終わった原稿は踏んだり落ちたりしないところに置いておきます。ペン入れ済みの原稿の上に置くときは乾いているかちゃんとチェックしましょう。ねぇねは3枚くらい横に並べて、あとは順番にその上に重ねていってます。
はじめは1ページペン入れするのに何時間もかかってしまうかもしれません。ねぇねは今でも30分〜1時間は絶対かかります。焦らず、根気良く描いていくしかないんです。
ある作家さんが言ってました「描き込みは絶対伝わる」と。絵がちょっと下手でも一生懸命コマの隅々まで描き込めば、その情熱は読んでいる人に届くんだと。
だからここで手を抜いてはいけないんです!
ペン入れ作業が終われば全体の課程の半分は終わったも同然!あとは絵を「色付ける」だけ。踏ん張りどころですヨ!!
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